<モーターリぜーション>

「車社会」。
名神高速、東名高速は1960年代に完成した。高度経済成長時代の言葉もはや死語日本のモータリゼーションの幕開けとなったのは、スバル360という軽自動車である。
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 スバルのルーツは、大正時代に、中島知久平(元海軍機関大尉)によって群馬県新田郡尾島町( 群馬県太田市)に設立された民営の飛行機研究所を前身とした、中島飛行機である。
この中島飛行機は、GHQにより財閥解体の対象となり、解体された一部が富士重工となり、スバルと名前を変えたのだ。このスバル360の車体は、明らかに戦闘機のキャノピーである。
さて、この中島飛行場は、東京三鷹に大きな工場と飛行場を持っていた。半分は、そのまま富士重工の施設になったが、半分がGHQに接収されたまま、ICUという大学に変わった。
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ICU三鷹キャンパスの本館は、中島飛行機の研究所をそのまま使用している。ICUの成り立ちは?だが、教育方針はそれなりに評価している(生徒を送り込みたいと思う)

<モチベーション>
動機付け、社会心理学用語。これを下げたり上げたりするのが先生
30年間、常に「生徒のモチべーション」に苦しんできた。簡単に上げる方法を見つけることに苦しんできたのであって、生徒のモチベーションがないから苦しんだのではない。

<モラール>
 morale と書いて「士気」とか「やる気」という意味。

<モラル条例>
モラルに関する条例「路上禁煙条例」などのこと。そもそも、日本の喫煙規制は順番が無秩序。喫煙が悪者になったのは、副流煙の害が騒がれたからである。ならば、室内を規制し、屋外はOKのはずだ。しかし、日本の禁煙条例は副流煙との関係にお構いなく“公共的”なところから、屋内外を問わずどんどん禁煙化していった。冷静に見ると“喫煙者ファッショ”とか“喫煙者狩り”みたいな感じがする。

<モラルハザード> 
moral hazard  倫理の欠如という意味。銀行などの無責任さを表すときに使う。
元々は、保険業界の用語らしく、「 保険に加入したことによって、加入者が果たすべき注意を怠ったり、故意に事故を起こしたりするような危険。」という意味で使われたらしい。
「銀行の“反社会的勢力”(やくざ、暴力団の別名)への融資などは、まさしくモラルハザード」『半沢直樹』からまだ抜け出ていない。

<モンスターペアレント>
学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す保護者。
アメリカでは、ヘリコプターペアレントというのもある。学校の周りをぐるぐる回って自分の子を監視し、何かあったらすぐに乗り込んでいくことらしい。実際に遭遇すると、正直言って、メンタルがやられる。(^^;)

<モラトリアム>
支払い猶予令、日本史でも倫理でも出てくる言葉。
心理学用語としては、アメリカの心理学者エリクソンが最初に使ったのだは、その時のニュアンスは「大学時代に1年休学してスイスアルプスで暮らす」などという積極的な青年期の社会から飛び出した行動を褒め称えた言葉。
日本では、「大学生だがら何でも許される」という甘ったれた言葉に変化した。
この様に意味を変えたのが、小此木敬吾

<モントリール議定書>
フロンなどのオゾン層破壊物質を禁止する条約
 日本の最近での取り組みは、2015年「フロン排出抑制法」が施工された。それまでは、規制の対象が、回収・破壊業者だけであったのに、フロン類を使用する機器のユーザーまで規制対象になった。つまりエアコンや冷蔵庫などを使っている仕事場はすべて「定期的に触媒漏れを点検」することになった。
フロンが大量に拡散すると、オゾン層が破戒される危険が伴うので規制している。「オゾン層」とは、地上20~30kmの空、「成層圏」にあるうすい層。 たったの3ミリの厚さだが、地球をすっぽ
りおおい、有害な 「 紫外線B 」 という光線から、動植物を守ってくれるのだ。

<モンキーポット>
♪この木何の木、気になる木・・・♪ で有名な日立グループのコマーシャルに出てくる木の正式名称。
清水区には、日立の大きな工場があった。!

日立工場のすぐ隣にある、清水次郎長通り商店街のシャッター街化が凄い。

<モンサント>

絶対に知らなければならないアメリカの化学肥料会社
◎ベトナム戦争中の「枯葉剤」を製造した。(ダイオキシンのばらまいた)
◎遺伝子組み替えの技術を独占している。
◎ラウンドアップという枯葉剤の親会社である。
つまり、このモンサントは、遺伝仕組み換え技術によって、ラウンドアップでも枯れない大豆の種子を世界中にばらまき、自分の製品ラウンドアップも同時に売ろうという、汚い会社。恐ろしいぞ。
ただし、この遺伝子組み換え食物&農薬というセットは、外国では比較的好意的に見られている。というのは、今、大陸の大規模農法では塩害と砂漠化に苦しめられており、その理由の一つが耕起栽培(畑を耕すこと)なのだ。上手に遺伝子組み換え食品を使うと、不耕起栽培(畑を耕さなくてよい)が可能になり土壌流出を防ぐことになるかららしい。
TPP論争の中で、「絶対TPP推進」派の代表は、元米倉経団連(経営者サイドの圧力団体)会長だったが、彼は住友化学の社長でもある。住友化学こそモンサント社と業務提携しラウンドアップを独占販売している会社なのだ。
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(メジャーメディアでは、絶対報道されない事実)
2016年、モンサントはドイツのバイエル社に買収された。(M&A)ことが決まった。バイエル社はアスピリンを製造し、サッカーではレバークーゼンのオーナーである。

2018年、「種子法」という法律が廃止になった。この件と、モンサントが絡んでいるという憶測が流れ、相当調べたが、(ワタシの中で)結論は出ていない。

<モンテネグロ>
バラバラになった旧ユーゴスラビア連邦最後の独立国。2006年独立を承認され、国連加盟も果たした。
 ちなみに、イビチャオシム元日本代表監督は、旧ユーゴスラビア(現・ボスニア・ヘルツェゴビナ)のサラエヴォ出身。ロシアW杯に出場した旧ユーゴの国は、クロアチアとセルビア。
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一度は行きたい、バルカン半島の小国・モンテネグロの至宝。世界遺産の街・コトル